新卒が一年で100万円貯めるお金の管理方法
こんにちは、Keiです。
今回は、新卒一年目の私が100万円を貯めるにあたって、お金をどう管理しているかについて書いていきます。
「給料もらっているのに気付いたら、全然ない!やばい!」
「社会人になったらどうやってお金の管理しよう!」
「お金貯めなきゃ!」
そんな方の参考になればと思います。
私自身も若干23歳と、みなさんと年齢が近いかと思いますので、一緒に「お金」について考えていきましょう。
新卒一年目 お金の実態
一般的な貯金平均額
まず、大学卒業後の一般的な給与額は20万円 / 月。手取にすると17.18万円くらいになります。
そして、気になる貯金額。
第1位 0円…20.7%
第2位 50万円…13.5%
第3位 10万円…11.3%
第4位 30万円…10.1%
第5位 100万円…8.7%マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2016年3月
調査人数:社会人男女415人(男性206人、女性209人)
「0円」には少し驚きですが、マイナビによると、100万円を貯める新卒はたったの8.7%です。
一般的に見ても、やはり新卒一年目で100万円を貯められる人は少ないみたいです。
私の貯金額
新卒10ヶ月の私の資産を簡単にご紹介します。
- 銀行口座(全部で3つ):65万円
- 投資信託:18万円
- 現金預金:5万円
- 2.3月給与からの予定貯金額:12万円
合計100万円(予定)という具合です。
100万円貯められなかった人と貯めれた人、どんな違いがあったのでしょうか。
新卒でも出来るお金の管理方法
実際に私が100万円を貯めるために実践してきたことをお伝えします。
新卒がお金を貯める理由
まず、大前提として、
なぜ100万円を貯めたいのか「理由」を考える必要があります。
これが非常に大事です。私自身は、地元でゲストハウスを経営したいという夢があるので、その自己資金としての「100万円」となります。
みなさんはいかがでしょうか。
海外旅行に行きたい
欲しい車がある
結婚したい
事業を起こしたい
など、色々あるかと思います。
本当にやりたいこと・挑戦したいことがあれば大きな原動力となります。自分の夢を持つのが一番のモチベーションだと思います。
新卒が一年で100万円貯めるお金の管理方法ポイント①
→100万円を貯める理由を考え、モチベーションを設定しよう!
次に、具体的な管理方法を見ていきましょう。
家計簿をつける
家計簿アプリなどがありますが、手書きでやることをオススメします。
用意するものは、小さいメモ帳と4色ボールペンのみ。
寝る前に1分で記入してしまいます。
やり方は簡単。
その日に使った「内容」と「金額」 を記入。
その横に以下の分類分け(色分け)をします。
- 消費
- 浪費
- 投資
「ショーロートー」と覚えてください。
普段の生活に必要な出費であれば、消費。
必要のないものを買ってしまったら、浪費。
自分の成長のために使えたら、投資。
となります。
イメージはこんな感じです
3分類の明確な選別ラインはありません。「飲み会」ひとつ取ってみても、愚痴を言うだけの飲み会であれば浪費に、有意義な時間を過ごしたと思える飲み会であれば投資。
金額の横に「ショーロートー」のチェックをつけるだけですが、大事なことは家計簿をつけ続けていくこと。本当に1分で終わるので、毎日歯磨きする感覚でやってしまいましょう。
ちなみに、この「ショーロートー」で家計簿をつける方法は、ファイナンシャルプランナー横山光昭さんの『年収200万円からの貯金生活宣言』を参考にしています。この方の本は非常にわかりやすいので、みなさんにオススメです。
新卒が一年で100万円貯めるお金の管理方法ポイント②
→「ショーロート」を意識した家計簿をつけてみよう!
家計簿をつける理由
この家計簿をつける大きな目的は、
- 収入と支出の把握
- 「投資」の割合を確認
この2つです。
収支のバランスは言うまでもなく、月々どれくらいのお金が残るのか、一目で見て分かるからです。新卒一年目の「収入」はおそらく会社からの給料だけになると思いますが、メルカリで得たお金も立派な収入です。家計簿に入れておきましょう。
そして、ここで大事なポイント。
「投資」にどれだけ使えたかです。
お金の使い道
そのお金の使い道のひとつ、「投資」について具体例を挙げます。
- 勉強するためのカフェ代
- 書籍代
- 講演会やイベント参加費
- 効率をあげるためのガジェット代
- 文字通り「投資」商品など
今回のテーマとは少しズレますが、ここの「投資」を増やせば増やすほど、自己投資をしているわけなので、将来的に稼ぎは多くなるでしょう。「消費」や「浪費」を抑えて、なるべく「投資」を増やしましょう。
実は、このことを意識するだけで、人は自然と「消費」や「浪費」に目が行くので、無駄遣いを減らそうというマインドになります。
100万円を貯めるには、お金の使い方への意識が非常に大事です。特に自分への「投資」に目を向けてみましょう。行動が変わり、自然とお金も貯まるようになります。
私の場合は、行きたくない飲み会は行かないし、ほとんど「浪費」はしません。その結果、家計簿の中は「投資」の赤色の文字で埋まるようになり、お金も同時に増えてきました。
新卒が一年で100万円貯めるお金の管理方法ポイント③
→とにかく自己投資をしよう!自然と無駄遣いが減ります!
新卒からお金を増やす方法
では、どのようにお金を運用しているのか。
お金の増やし方について話していきます。
投資信託を始める
新卒という若さにはメリットがあります。時間の多さ(長期)と毎月積み立てること(積立)。この2点は、投資信託にとって非常に有利に働きます。
そして、みなさんにとってありがたいことは、自動で積み立ててくれることです。半ば強制的に給料から差し引いておくような形にすれば、「気付いた時には数十万」となっているでしょう。最初の設定をしてしまえば、あとはほったらかしで大丈夫です。オススメは楽天証券ですが、まずは口座を開いてみましょう!
また、「つみたて貯蓄」や「つみたて保険」なんてワードも聞くと思いますが、よほどの安定志向でなければ投資信託をオススメします。つみたてNISAを活用した投資信託で増やす努力をしましょう。
さらに詳しく知りたい方は是非こちらを。
銀行口座は2つか3つでお金を管理
銀行口座はありすぎても管理できなくなるので2,3個あれば大丈夫です。
会社での給与振込の口座が指定されていることもあるかと思いますので、それに加えて、ネット銀行をうまく活用しましょう。ネット銀行はATM手数料が無料のところが多いです。無駄な手数料を取られないようにしましょう。
オススメは楽天銀行です。金利も他行と比べて高く、少しは増やせるでしょう。楽天経済圏でうまく回せば、お得に使うことができます。
新卒が悩む財形や企業型確定拠出年金
この2つに悩む新入社員は意外と多いと思います。
財形貯蓄、略して財形。
財形とは…
「勤労者財産形成制度」の略。住宅・年金など勤労者の財産形成を促進するために設けられた、貯蓄を税制面から優遇する制度。
住宅・年金とありますが、「一般財形貯蓄」は、用途が決められていないので、一年目でやる人も多いかもしれません。ほぼノーリスクで高い利息がつくのでこれに関しては、あまりデメリットがありません。
ただ、今後の働き方を考えた時に、その会社に頼らず生きていきたいと思うなら、そのお金を投資信託に回せばいいと思います。私はそうしてます。
次に、企業型確定拠出年金。
これもやっておいて損はありません。しかし、新卒の方が悩むのはどの商品を選べばいいかということ。
オススメは「分散」投資です。
商品がいくつかあり、ここから選んでくださいというようになっています。分散とは、日本株・先進国株・新興国株・債券・元本保証のものなどで分配させることです。リスクを許容できるのなら、先進国株を50%、日本株を30%、債券を20%に。安定志向であれば、元本保証や債券の比率を上げればいいでしょう。
同期がどうすればいいか分からないと話していると思いますが、確定拠出年金の商品は分散させておけば問題ないと思います。
新卒が一年で100万円貯めるお金の管理方法ポイント④
→お金を運用することで実際に増やしてみよう!
新卒がお金を貯めるためのまとめ
- なぜ貯めたいのか考えよう
- 家計簿をつけてみよう
- 自己投資をしよう
- 実際に増やしてみよう
以上が、実際に私の経験を通して、100万円貯めるために考えたことです。どれかひとつでも参考になれば幸いです。
「お金」やその他いろいろ、みなさんにとって役に立つようなことをTwitterで情報発信をしています。良ければフォローお願いします。
いろんな「お金」についての本を読むけど、なんだかんだ書いてあることが一緒な気がしてきた
— Kei (@kei_s_14) 2019年2月14日
✔️小さい頃からお金に慣れること
✔️お金は手段であること
✔️使えば使うほど、自分のところに戻ってくること#ファイナンシャルリテラシー
以上、Keiでした。